ローザ・ルクセンブルク

ローザ写真6オルブリスキ入り

監督/脚本: マルガレーテ・フォン・トロッタ監督
1986年|カラー|2時間2分|西ドイツ|(日本語字幕版)
出演:バーバラ・スコヴァ/ダニエル・オルブリフスキ

1986年カンヌ国際映画祭主演女優賞

激動の時代を生き抜いた女性活動家の半生
大ヒット作『ハンナ・アーレント』の監督・主演が、1986年に初めてコンビを組んだ映画である。
ポーランドに生まれ、19世紀末から第一次世界大戦直後にかけて激動するベルリンで、平和と平等を求めて活動したローザ・ルクセンブルクの生涯を、マルガレーテ・フォン・トロッタ監督が描いた作品である。革命家としてだけではなく、同士でもあるレオ・ヨギヘスとの愛と別れ、自然を愛で、共に暮らす猫ミミを可愛がる、そのように一人の情感あふれる魅力的な人物として、描き出されている。ローザ役を演じたバーバラ・ズーコヴァは、カンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞し、映画も長く、人々の記憶に残ることになった。

ストーリー
1916年、厳寒のポーランド、ブロンケ要塞。雪を踏みしめて歩くローザにカラスがついていく。ゾフィー(愛称ゾーニャ)・リープクネヒトに宛てて手紙を書くローザ。彼女は長く続く拘禁生活に耐えていた。

1906年、ワルシャワ。狭い刑務所の部屋に多くの女性がひしめいている。その中にローザがいる。と、女性たちが口々に叫ぶ。獄舎の庭で目隠しをされた男たちが銃殺される。
取調室で、アナ・マチュケは偽名だと指摘されるローザ・・。
ローザは、恋人であり社会主義運動の同志でもあったレオ・ヨギヘスと共に逮捕されて、ワルシャワ監獄に収監されたのだ。だが、5か月後に、一人だけ釈放される。

1900年を迎える大晦日の仮装パーティ。当時、運動を力強くリードしていたドイツ社会民主党の党員たち、アウグスト・へーベル、カール・カウツキー夫妻、クララ・ツェトキン。ローザは彼らに、恋人でもあり、運動の同志でもあったレオ・ヨギヘスを引き合わせる。彼女は熱心に活動する一方で、ヨギヘスと家庭を持ち、子どもを産むことを願っていた。だが、時代は大きく動いてゆき、その中で人々の運命も翻弄されてゆく―。

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